みなとみらい


今年は明日まで普通に仕事がある。みなとみらいまで通っている。今日は既に電車が空いていたので、明日はさらに空いてるだろう。人の居ないときだとなぜか仕事をする気になるところがある。できれば誰もいない方が良いのである。ところでみなとみらいに来てから半月ほどだが、みなとみらいの地図を見ていて、あ、この店は既に、もうこんな埋立地の上にあるのか、じゃあ、この店に行く前に、既にこの橋で海を渡っているのか、みたいな事を思う。地図でそうなっていても、実際に歩いているときには全然わからなかった。酔っ払っていたからだろうけど。でもビルの上から見ると、たしかに海は見えるが、今、海沿いに居るという意識はまったくない。外を歩いていても、海沿いの気配というものが感じられない。たとえば東部伊勢崎線鐘ヶ淵駅周辺にただよう「荒川沿い」の気配みたいなものは、みなとみらい駅周辺には皆無である。海も山もない。オフィスビル内の廊下がそのまま場外まで続いてる感じである。これが横浜駅であればまたずいぶん違うのだろうが、みなとみらい駅はまあはっきり言うと、相当面白くないのである。散歩していてこれほど面白くない場所は、はじめてだ。一旦そう思うと、なぜか目の前にある横浜美術館まで、面白くないものに思えてくるから不思議である。とにかく今は、みなとみらいは全然つまらない。おそらくスカイツリーとかが良く似合うと思うので今から移設すればいいのにとか思う。各地の各駅でおこなわれてる一様な再開発の駅前大改造計画とかその手のものは全部みなとみらいにもって行ってみなとみらいに集約一元管理化して各拠点毎にリモート駅前ビュー展開する事でOKだと思った(意味不明)。