「大西順子からのメッセージ」を読んで、とても複雑な思い。最初読んだときは、よくわかる…、と思ったのだが、さっき再読して、いや、わかるというのではない、と思って、その前に書いてた事を一旦消した。とにかくこれは、残念な話である。人それぞれ、さまざまな要因や経緯があって、そういう考えに至る、そういう結論もあるのか、と思う。

 暗い午前中。雨の降って止んでを繰り返す。

 DVDで「太陽の帝国」を観る。初見。これは一度、観てみたかった。なんというか、変な感じの映画だった。妙にぎこちないような、そうでもないような、あらゆることのごった煮の生煮えという感じ。へえーっ…と思いながら最後まで行ってしまった。面白かった箇所は多々あったが、どれも「面白い」というか「やりたい事はわかる…」という感じに近い。

 買い物に出かける。DVDを返す。プールには寄らずそのまま帰る。昨日も今日も泳がなかった。なんとなく今後、このまま泳ぐ回数が、極端に減少していくような予感がしないでもない。いや、今が多すぎるのだ。週に3回とか4回泳いでいるのは、いくらなんでもおかしい。とはいえ、週1、2回くらいは、泳ぎたい気もするが。思えば、たしか4月頃から泳ぎはじめて、最初は泳いだ翌日から、身体が痛かったり頭の奥が偏頭痛気味に痛かったり、急激な運動の影響にけっこう参っていたのに、最近はぜんぜん何でもないのだから、まあそれなりに効能はあるのだとは思うが、今はむしろ、また昔のように、ちょっと泳いだだけで翌日筋肉痛みたいな、そういう身体の調子にあえて戻ってみたい気もしてきた。

 でも、食べ物も秋の感じになってくると、またそれがそれで良くないのだろうなあとも思う。今日のスーパーの野菜売り場の、何とも豊かなこと。野菜と果物が層になって、濃厚なお花畑にみたいに目の前に広がっていた。あーあ、豊かだなあ。もう、これを我々は、今までのように食べずに、もっと別の、どれだけの事をしないでいられるのか、だなあ。

 僕はこれからも、渇いた口の中に、一滴だけ、水分を落としてもらうような気持ちをどれだけ持っていられるかが大事なのではないかと思いながら、という感じが、良いと思えるのだが。

 でもまた、来週また、何かあらためて食べに行こう。外の店で、何かをめぐんでもらうべきなのだ。どの店に行くのか、また妻に相談しないと。