素晴らしくいい天気だったが、日中はずっと家の中で、本を読んだり考え事したりしていただけ。


夜になってから出かける。目薬とビタミン剤を買う。水泳した後、シャワーのときに使うボディソープを入れておく小さな容器を百円ショップで買う。


予約した店で食事をする。


目薬をさす。食後にビタミン。一日に二回。


星の無い空。月が滲んでいる。


顎の下が肌荒れして、それを以前皮膚科でもらったクロベタゾール プロピオン酸エステル軟膏を塗って、数日かけてきれいに治す。


でも、もしかしてこれが肌荒れの原因だったのでは、と疑っていたシェービング・ローションを、先日ためしにもう一度使ってみたら、やはりその日のうちに同じ箇所に炎症が再発して、おなじ薬を再度塗布したら、また治る。


髭剃りのあとは必ずウル・オスのスキン・ミルクを顔と首周りに塗り込む。電動歯ブラシを充電する。イヤホンに入れるエネループ4本分も充電する。


12月の口内炎が酷かった時期以来、朝と昼と寝る前には必ずリステリンで口内を濯ぐ。


リステリンには三種類ある。なかでも上級用と銘打たれたリステリン・オリジナルはウーロン茶のような茶褐色だ。リステリンシリーズのなかでもっとも強烈な刺激と味で、最初のうちは、口に含んで、思わず顔を歪めるほどの苦味を感じる。あまりにも強烈な刺激に、買ったことを心底後悔する。しかし、これが毎日使ううちにじょじょに慣れ始める。しまいには、もはやこれじゃないと口の中がすっきりしないと感じられるほどになる。むしろその他のフレッシュミントやクールミントでは、どうにも甘くぬるいように感じられてしまい、ましてや他のメーカーの類似製品では、まったく刺激も洗浄感も感じられないほどになってしまう。


そんなところか。


桜が、もう咲き始めていた。唐突過ぎる。もう、そうなってしまうか。


いよいよ季節特有の香りが立ちはじめた。


F1の録画は失敗していた。寝るまでの時間を炭酸水でしのいた。