さんま


会社の帰り、どこかで何か食べて帰ろうかと思って、途中下車なら横浜か、中目黒か、銀座か、上野か…とか、いろいろ考えたが結局、面倒くさくなって帰ることにした。さんまでも買うかと思って、駅前のスーパーに行ったら、さんまなんて全然売ってない。あれー?いつも、さんまなんか、やたらといっぱいあるじゃんと思って、仕方がないから向かいのもう一軒のスーパーにも行ったら、そこにもさんまはない。あれー?こんなに、さんまがないこともあるのか、しかも僕がさんまでも買うかと思った日に限ってだ!なんだかあたまに来るなあぁ、と思ったが、怒ってもしょうがない。そこでアジの開きを買った。


ピアノってやっぱり弾いたことのある人が聴くのとない人が聴くのとでは全然違うのだろう。右手がこうやってるときに、左手が何をしてるか、みたいなところの想像力において、たぶん全然違うのだろう。


よくあるものバカテク系の、ほとんどギターの、弾いてるんだか叩いてんだかこすってんだか、わかんないような、打楽器と弦楽器の中間みたいな弾きかたで、ものすごいガサガサしたノイズの中から無理やりリズムと戦慄を立ち上げてくるようなスタイルのギタリストがいるけど、ああいうのをすごいテクニックだと思ってしまうのも、過去ギターを弾いたことがあって、ギターを弾いた経験のある人に限られるのでは?とも思わないでもない。まあ、楽器というのはそのように音が出る、そのような音は出ない、の合間を揺れ動くような、その狭間で軋むような扱われ方をされるときに、もっとも楽器本来の仕事をするようなものであるので、奇怪な演奏方法というのはある意味、楽器の扱い方としては、聴き手の経験の有無に関わらず、本来の説得力は、あるにはあるのだが。でもとくにギターとピアノの音楽というのはとくに、それを聴くのは、楽器そのものを触ったことがあるかというのが結構大きく影響するように思う。


ギターはでも実に手軽に、というか実にあっさりと、音を増幅させられるしトレモロ用の棒でテンションを強引に変えられたりガリガリと擦られたりボディを叩かれたり、かなり自由に扱われやすい楽器だが、ピアノはそうでもない。プリペアド・ピアノがそんなに人に知られているわけではないし、何よりもピアノにそういうことをする(異物を挿入したり叩いたり…)のが、なんだか憚られるというか抵抗を強く感じる。ピアノは高級品、みたいなイメージのせいかもしれないが。でも、叩けばいいってものではないのだけど、色々とひと通りやってから音楽を聴いた方が色々とよくわかるというのは絶対にそう。だから下手の横好きで何でも手を出すほうがいい。


昨日からチョコラBBの錠剤を飲んでいる。チョコラはドリンクは今回まったく効き目なしだった。あと果物をできるだけたくさん食べるようにする。自分のビタミンくらい自分で守ればかものよと言われたので、そのように心がけていく。とにかく口内炎予防。あと肌荒れ予防だ。もう若くないから、自分でケアしないといけないのだ。