明日は早起きしないといけなくなったので、また早めに寝る。今日読んでいた本で、ギロチンの刃がよく研げてなかったせいなのか、操作に不慣れだったのか、よくわからないけれども、執行されて、結局、上手く行かずに都合三度も刃を落とされたのに、鮮血に塗れながら、まだ息をしていたという話が出てきた。最終的には執行人が斧で絶命させたそうだ。わー、これはたまらん。ギロチンは実に残酷な感じがするけど、当時はほんとうにあっさりと、一日に何十人でも何百人でも、がんがんやってたのだろう。あの当時の仕掛けであるならば、それなりに、操作のコツってものが、あるのかもしれない。手馴れた職人の手業で、場所によっては、ほとんど魚市場で青魚を捌いているのと変わりないのかもしれない。昨日まで元気に管を巻いてたおじさんも、次の日の朝には断頭台。片づけが終わったら、子供が、青いゴムホースをもって水でしゃーっと血を洗い流しているようなものだろうか。