夏物と冬物をチェンジして、古い服を大量処分した。最近ものをよく捨ててる。自室のカーテンを外して洗濯した。サッシの周りの酷い汚れを掃除した。


「このままほっといたら良くないのじゃありませんか。」「いや、私はこれから、そういうことも覚えようとしてるんだよ。」


先週十年ぶりに会った友人も、僕と同時期にタバコをやめたそうだけど、僕は今では、まるで吸いたくならないのだけれど、友人は今でも吸いたい気持ちはあって、というか、居酒屋なんかで連れにもらって吸うことは今でもたまにあるそうだ。そうなの!それはすごい。やめたのに今も吸えるなんて!


今頃の、部屋にいて、窓を開けていると、さーっと風が入ってくるのがじつに快適である。


夕食後はまた、だるくなって眠った。


書かれたものと、書かれたものが、ばらばらに配置してありながら、相互通信し合うというか、相互通信の可能性を宿していることが察せられるような在りよう。そういうことが可能なのだと気付かせる。いちど気付いたら、それはもう始めからそうだったかのように感じられる。このような体験の後では、書かれたものそのものへの構えが変わる。