fujirock 2015 day2


金曜日の深夜にファミレスに集合して車で出発。朝方、新潟県湯沢町の苗場スキー場に着いて、フジロック二日目を一日過ごす。20:00頃に退場。途中で風呂入ったり仮眠取ったりしながらで、帰宅したのが今朝の9:00頃。


フジロック初体験である。ひたすら眠気とのたたかいでもあった。おそらくこんな旅程はもう二度と実行しない。帰ってきて、もうたくさんという気持ちと、なかなか面白かったという気持ちと半々である。でもまあやっぱり面白かったということになるかも。


とりあえず今回はべつに観たいステージがあったわけじゃないし、あまり自分が主体的に動いたのではなくほとんど人任せの流れに乗ってるだけで、それで疲労感倍増なところも多々あるので、その関わり方において、主体的にというか、自分の観たいものを観にいくというところからスタートして、それで経験を積んでいければ、そのまま面白さを倍増させていける類のものではあるというのがわかった。それがわかったので今回は良かった。あと音楽以外の部分への期待というか、全体的にどんな感じなんだろうという興味もあったけど、まあステージの前にいる以外なら、ちょっとでかくてヘビーな公園の中で過ごしてるようなもので、最初からそのつもりで来ればいいのだと思った。酒も食い物も大したモノが無いし混んでるので、全部持参して、観たいステージだけ観て、あとは人から離れた場所で酒のんで読書したり散歩したりするのが良さそうかも。


肝心の音楽は、まあ、ほとんど聴いてないようなものだったけど、会場がひたすら快晴の、真夏の強烈な日差し下、その光と暑さによる消耗とのたたかいだったので、着いて最初だけは、色々ステージをうろうろして、耳に届いてきたものとしては、キセルが、おおこれは良いかもと思えたくらい。その後、結局ほぼレッドマーキーの屋根の下で過ごした。で、ほとんど興味もなく期待もしてなかった岡村靖幸だが、やはり歴史ありだなと思った。自分の知ってる岡村的なものがまさに目の前に再現された感じで、その変わらなさ自体がほとんど怪物的に凄いとも思うし、めちゃくちゃ盛り上がって喜ぶ客も凄い。なぜこれほど大勢の人間が、岡村靖幸を愛しているのか、これは今までもこれからも、じつは自分が知らなかっただけで、世間的にはずっと昔からそうだったのか、不可解さと感動のないまぜになったような気持ちになる。…まあ、このステージを観たということだけで、今回この場所に来たことの記念にはなるように思えた。。


全体的にはまあ、チケット代とか交通費とか考えると、かなり大人の遊びだなとは思った。でもまあ、安くて楽しいものは自分で探さないときっと永久に見つかりませんよね。