日本映画専門チャンネルで「昌子・淳子・百恵 涙の卒業式〜出発〜」を途中からラストまで観てしまった。この時代のステージは、なにしろ全部生演奏の、全部が一発勝負みたいな緊張感があってカッコいいし、照明の感じや、映像の感じもかなりショーとして完成度高くて、さらにこの時代特有のステージの暗さとライトの白さ。まがまがしさと怪しさと蠱惑的な感じが、なんとも目が離せないような魅力があって、つい最後まで観てしまう。時代を経た映像の肌理の粗さが如何にも、これこそステージ映像というものだよなあと思う。出演者に、ザ・バーズと出ているのだが、いったいどこに出ているのかわからない。さっきyoutubeであらためて飛ばし飛ばしながら全編ざっと観たけど、それでもどこに出てるのかわからなかった。