渋谷1


会社で定時刻過ぎて、いつもならすぐ退出することはないのだが、今日はさっと荷物をまとめて電車に乗って渋谷Loft9「小説家の饒舌 VOL.2」へ。三時間以上の超ロングセットで、面白かった。年を取るというのは、その場でひたすらあきらめずに力いっぱい足掻くということなのかもしれないなあと思う。年取らないように抵抗するという意味ではなく、老いていくということの中でできるだけたくさん外部の感触を手に触れようとすることじゃないか、そうすることによって、実りを得なければという切迫感、実りを得られそうな期待感が、ないまぜになっているのではないか。だったら、そんなのははじめからそうじゃないか。でも、年取ると一層、きっとそうなのじゃないか。老いるということの謎感は、ほんとうに、あるよなあと思う。老人だけが知っていることというのは、おそらくあるのだ。イベントが終わったら10:30過ぎてて、何か食べなきゃ、何食べようかと考えながら帰宅して、シャワー浴びたら結局そのまま寝てしまった。