トランスコピーライト


現代思想2017年2月号「特集=ビットコインブロックチェーンの思想」を買って読んでいる。同時に、ウェブを検索して色々出てくるブロックチェーンに関する記事も適当にざーっと読んでいる。で、その過程でたまたま、ブロックチェーンとは直接関係ないようだが、まったく無関係でもないというか、履歴維持という考え方としては似てるような気がするトランスコピーライトの記事を読み、すごく面白かった。コピー&ペーストした情報はコピー元を特定できないという点について下記のように書かれているのが、ものすごく目からウロコだった。

これはシステム的な不備とも考えられますが、根本的にはOS側の不備と言えます。
 本来ならば、OSが、コピー&ペーストをしたときに「このデータは誰からコピーしたものか」というトレーサビリティ情報を保持し、ペーストした際にもそのメタデータを常に保存し続けるべきなのです。

https://wirelesswire.jp/2017/02/58969/


たしかに、これなら余計なものの振るい落とされた目的に対するシンプルかつエレガントな解答という感じがして、きっとこれが本来の正しい姿に違いないと思われ、すごく腑に落ちる。