月曜朝


風邪を引くと喉・咳・鼻にダメージがあり呼吸もしづらいので、睡眠も取りづらくなり、少し早めに寝ないと夜中頻繁に目が覚めるし結果的に睡眠不足になりがちなので、早めに寝たらやはり明け方目が覚めてしまってもう一度眠りに落ちるまでしばらくのあいだじっとしているしかなかった。そのまま眠っているのかいないのかわからないまま、アラームが鳴っていつもの時間になったことを知る。あーあ、やっぱりきちんと眠れなかったのかなと思いながら、突然二度寝してしまって、七、八分後にはっとして目が覚める。この七、八分のために明け方からの時間があったのかと思う。そして、風邪の症状が少し癒えている。回復のイメージが、現実としての複雑さで描き込まれようとしている、いや、根拠なき回復のイメージはその場で破棄され、結局は今朝からのイメージに対して密度が高まっていく。だったら、昨日までの根拠なき回復のイメージに何の意味があったのか。それはわからないが、昨日までの根拠なきイメージを描かないでは生きられないのであります云々。それにしても週明けに体調が悪いというパターンが最近多いのはどうにかならないのかしら。