youtubeでフジロック1


台風の予兆をはらんだ雨。とはいえまだ小降り。風もほとんど無い。図書館に行ってすぐ帰ってきた。今年のフジロックは一部の演奏をYoutubeで中継するとのことで自宅にてそれを観る。"The BirthDay"こんなバンド知らないなあと思いながら観ていたのだが、これは…チバユウスケか!と気付く。さすがに声でわかる。それにしてもこの男性、なんとカッコいいのか。調べたら、五十歳か…。続いて"Johnny Marr"。もっと爺さんかと思ったけどそれほどでもなかった。ギターの音がもう完全にアレで素晴らしい。しかしロックって、ことにこういう編成のギター主体の8ビートのロックミュージックって…"The BirthDay"にしても"Johnny Marr"にしても、普通に聞いてるだけでは、まったく何の変哲もない横揺れの普通の音楽に過ぎないし、はじめて聴いたらいったい何を取っ掛かりに聴けば良いのか困惑するくらい目立つ特長のないフォーマットだと思うけれども、それでもそれを聴くことで感じられるものがあるのだよなあと、あらためて思う。こういう音楽を何十年も続けるという事もそうだけど、それよりも自分が既にこの歳になって、そうか、しかし、まさかこんな事になるなんてなあ、と。高校生くらいのときは、想像もできなかったなあ…とか何とか。そしてやはり、The Smithsの曲もやるのだな。というか、The Smithを作った男だからな。やはりThe Smithsは、あれは奇跡だったのだな…とか何とか、思った。白いギターがカッコよかった。あれはfenderジャガーか。何十年ぶりに、新しいギターほしいなと思ってしまった。