風邪な予感

嫌な予感がしたので、朝からマスクをした。風邪をひいたと自分に認めてないが、認めたとしてもおかしくはない。しかし認めない。鼻、喉、呼吸の感じが変調しているだけで、立ったり座ったり歩いたりすることに問題はない。熱もないしダルさもないし寒気も感じてない。たとえこのあと感じ始めたとしても、すぐには認めない。味覚を失うのは避けたい。それがいちばんつまらなくてダメージが大きい。

それにしても町屋良平の小説のあの感じ。あの調子であれだけ息長く、ずーっと展開していく感じ。あれこそ、できそうに思えて絶対に出来ないやつではないか。語りの持続力というか、ずっと同じ調子で考えてそれが深まっていく、読んでいてそれに巻き込まれていく、ということ。

夜になると、次第に元気になってくるのは、風邪あるあるだろうか。