blogと私


僕はblogに毎日なんか書く事を自分に課しているが、これはあらかじめそう決めとかないと、すぐやめそうだからなのだが、ほかの理由としては、そもそも自分が書いたものとしての、まとまった一纏まりの文章を読んでみたいと思っていたからでもあった。なのでなるべく短期間でそこそこの量になるよう、頑張って毎日積み重ねているという…。


しかし意外と、自分で書いたものを再度読み返してみたいとはなかなか思わない。ちらっと昔の(といっても4ヶ月ほど前だが)ヤツを読んでも、なんか全然楽しくない。我ながらダセーなー馬鹿だなーと思うことはあるが、そういう自己嫌悪感を感じるであろうというのは、こういう事を始める上で最初からわかっていたので(笑)、別にそれ以上どうこう思わないのだが、溜まっている文章が後で、それほど興味を惹かれる文章群ではない。というのは、想定外だった。もっと楽しく自己耽溺できると期待していたのだが…。


で、ああ面倒くさいなー何も書く事がないなー。とか思いつつ、何か書かなきゃなーと思ってる日は、大体夜の12時頃から試しに書き始めて、そこそこ分量が増えたり、自分的に盛り上がってくると、一時間とか二時間とか書くことになる。こんな内容なので全然適当に短時間で書いてると思われそうだが、まあ恥ずかしながらかなり時間は掛けてるのです…まあ大抵飲酒しながらですが…。で、一時間も経過すると、自分の中にある「書く機能」が結構暖まってくるので、そこで、とりあえず全体を読んで微調整して完成とすることもあれば、それまで書いたものを全部捨てて、まったく別内容のものを5分くらいで書いて、それでそっちを完成とすることもある。(それまで書いたヤツが全然失敗したという訳でもない場合そっちはストックして置く)…実はこういう文章は、もう2年ほど前からも散発的に少しずつ書いていたのだが、あるときなんかイヤになって閉鎖した別のブログがかつてあったので、そこで書いていた古い内容を、あたかも最近感じた事のように修正してこっちで使ってるのもある。


まあ、絵を描く事を最大優先順位として、他にもこの日記を書くこととか、絵を観るとか、読書するとか、映画を観るとか、音楽を聴くとか、主にそういう事をして暮らしている訳だ。(もちろん平日の日中は仕事してる訳だが)それらを繰り返して、生活を営んでいるが、そういうのは、実を言えば、ものすごく楽しい事ではないのだ。が、自分が生きていく中でやりたい事と言ったら、やっぱり左記の事くらいしか無いのである。でも実際、この自分がやりたい事/やるべき事/やったらある程度意味があるかもしれない事。なんていう側面で考えたときの、自分なりの答えは結構重要な認識で、もはや自分がやるべき事はこれしか無いな。と感じるとき、それはがっかり・うんざりする瞬間でもあるが、やはり結構安心であったりするのだ。その上で、何を考えるべきなのか?とか、何にパワー掛けないといけないのか?を改めて確認するのだ。


…それにしても風邪気味で、思うことも、見えるものも、聴こえるものも、全部薄い膜が掛かったみたいな感じ。まったく無感動で、今すごい「クールな気分」だ。