家に居ます(だらだらする)


最近描いた作品を並べて見ていて、ちょっとこのままだと、イマイチ駄目なのではないかという気持ちが拭いがたくあるのだが、…去年の秋くらいまでのように、あるパターンで強く行っちゃっても良いのだが、それもなあ…という気持ちもある。怖がっている訳では全然なくて、今までのように強くやってしまって、ある種のわかり易い場所に行ってしまう事への抵抗感を感じているのだと思う。それを、もはや俺は面白いと思っているのか??という疑問。


「今までの強さ」と表現されているある主の何かというのが、多分「信じるに足る良さ」として、発表して、皆様にご提案したい事案でもあったのだろうけれど、今、僕はもはや、こういう事より更に別の、というか更に押し進んだつもりの何かを提示したいようにも思っているのか?いやそんな事無い。見せたいものは変わっていない。でも、一体何をどうすれば??


今までの「信じるに足る良さ」をとことん信じて、押し切った結果と、もっとイケてるかもしれない進化系の良さ…と少なくとも自分が思ってる何かを目指した結果と、仮にふたつあったとして、今、こいつに対して、どちらを選んだら褒めてもらえるのか?はたまたどちらも駄目なのか?…って、そういう事は、全然、本質的に重要な問題ではないのだと思う。とはいえ、どちらかを選択するのか?あるいはどちらも可能性として保持するのか?とりあえず、今の場所に居る事は、本当に得策なのか?っていうか、今この現実の、この目の前の絵が、すごい中途半端でやばくないですか??と言いたい感じがしなくもない。


でもまあ、これらが全然駄目であったとしたら、それはそれで面白い結果とも言える。おお!それほどまでに、自分は何もわかってないのか?これほど真っ暗な場所にいるのか!!という事で、いろいろ感慨深い思いを味わえそうだ。それもまた楽しみだ。


という訳で、グダグダ悩みモードに入られて、絵をジーっと観ていても体が動かない現象が多い状態でございましたので、今日は非常にすっぱりと諦めて、大いに制作をサボってダラダラとした日常生活を送りました。んで、Perfumeの「ファン・サーヴィス bitter」を改めてもう一度じっくり観たりしてたのだが、(っていうか、もう数え切れないくらいの再生回数なのだが、普段は映像をOFFにしているので、映像はあんまり見てないのだ)やっぱり思うのは、「Imitation World」と「Twinkle Snow Powdery Snow」は素晴らしいですね!!という事である。あの足をぴょこぴょことステップしながら前に移動してくるとか、アタマを右向けて前向けてまた右向けて…とか、そういうのを俺も一緒にやりてー!と強く思わざるを得ない感じである。…あるいは、「ちりばめたTwinkle Snow〜」と歌うときの、あの3人一緒に指ですばやく星のかたちを描いて、そのまま斜め上に腕を高々と上げるときとか、もうベニスでくたばる寸前のおじさんの心境になってしまうのであった…。とにかくこの2曲のダンスは本当に素晴らしい。ああ、ここに、目の前に、本当に素晴らしい躍動があるじゃないか。僕はまだまだやれる!きっと大丈夫だ。。とか思って、生きる力が再び沸いて来るのを感じてしまった。うそ…あと「Twinkle…」のサビのがーんと盛り上がるところで、空に舞い上がるようにオーディエンス全体を俯瞰でなめるシーン。あれは泣ける。あと多分「Electro World」の映像なら、もう擦り切れるほど繰り返し見てるので、ありえないけど、もし今突然、家に強盗とかが押し入って来て占拠されてしまい拳銃を突きつけられたりして、無理やり踊ってみろ!とか強要されたら、今の僕なら多分「Electro World」なら、フルコーラスほぼ完璧に踊れてしまうかもしれない。ある意味やばい。