特に２ヶ月前くらいの、割と調子よく描き飛ばしてきた何点かの絵が、今観ると良くないと感じてしまう。ほかにもあまり良いとは思えないものが数点ある。これらをどうしようと思ったりするのだが、でももしかすると今の段階でそう感じている僕の感覚がイマイチ間違ってるのかもしれないではないか？とも思う。
そういう「これで良い」「これだと駄目」といった判断の基準も少しずつ変化していくものだ。だから絵というのは、描けば描くほど、作品が溜まっていくが、それと同時にそれを良しとした判断の経験も溜まっていく。で、どちらも少しずつ変化していく。(多分右肩上がりみたいな進化ではなくて、すごい蛇行するような評価不可能な変化…)だから昔の作品を観たりして、結構、狼狽したりもするが、それは作品に驚いているのではなくて、かつてこれを「良し」とした判断基準の意外さ、というかよそよそしさ、というか、そういう感覚に襲われて、驚いているのだ。
まあそれはともかく、良くない絵を何とかしないといけない。あるいは覚悟してこのまま出すか、考えないといけない。…まあ、でも総じて、なんか駄目だわ(笑)…なんかあきらめた。この程度なんだなあと思った。でもまあ、引き続きやってくから全然問題ないですけど！！！
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っていうか、こういう事を個展の前に普通書くか？っていう話もあるけど、まあそれも良いでしょう。何が書いてあっても関係ないのだこんなモノは。いずれにせよ展示は為されるのだ。
