97


Jeff Millsをいま聴いている。Our Man From Havana 1997年に出たのだそうだ。そうかこれが、1997年にね。なんか当時は、そういうことに全く気付かなかったよ。1997年なんて、何を聴いてたのか。たぶんPavementのBrighten The Corners とかを聴いてた。97年といえば、これだろ、みたいに思うが、どうなんだろうか。ほんとうに、97年だけは、Pavementが好きだったよ。まじで。そう。あとは何だろうか。97年って…。何があったんだろうか。おぉ、いまはSteampit EPです。Automaticと、Ride The Rythmの流れです。なんか、あまりにも素晴らしいので、97年がどうとか、そういうことなど、どうでも良くなる。でも逆にこれが97年だなんて、という驚きはやっぱりあって、97年の自分に届けたくなる気持ちは否めない。97年の自分にとってこれはあまりにも豊穣なとてつもないものだろうなということも感じる。あ、いま気付いたというか、今確かめたら、Steampit EPにThe Bellsは入ってなかったThe BellsはKat Moda EP ですね。そう、しかし、Jeff Millsのこの、ラテン趣味というか、tango憧憬というか、ブエノスアイレス24時的な趣味性って、これはいったい何なのか。ラテンアメリカ歌謡の浸食性のすごさって、あるよなあと思う。tangoというリズムのこわさ。やばさ。Calypso High、Cubango…。



1997年、石が溶けた年か。イタリアの、カラーラでね。大理石ね。もうずいぶんおおむかし。でもまだこのあいだのことのようでもあるな。


ビリヤードして、面白かったじゃない。またやろうよ。またみんなで。次回は家の奥さんも混ぜてまた。