ふと気付けば、水泳をぴたっと、しなくなってしまったなあ。最後に泳いだのが、たしか九月だったような。一度行かなくなると、ほんとうにとことん行かなくなってしまう。すごくめんどくさい。そして毎日のように通った横浜西口からのあの道が、もはやノスタルジーに満ちた記憶として、脳裏によみがえってくるだけだ。今でもあの場所はあのときと同じようにあるのだろうか、などと思ってしまうくらいだ。まあいいや、また、忘れた頃に行こう。