10分くらいで終わる。

中沢新一・波多野一郎「イカの哲学」を読んでいる。この本がなぜ、家にあったのか、そこが定かでない。いつ買ったのか、なぜ買ったのか、その時点においてまったく思い出せない。ただ、そうやってなにもかも忘れた状態のとき、ふと目にとまった本のタイトルとして「イカの哲学」というのは強い。まったく意味がわからないながらも、これだけで、近日中に読むかもしれないリストに余裕でノミネートされてしまう。

そして「イカの哲学」を昨日から読んでいる。これはとても面白い。もう時間がないからこれ以上書かないが、久々に小説以外のものを読んでるから面白いのかもしれないが。これは面白い。やはりイカはすごい。なにをかくそうじつは僕も、イカには前から目をつけていたのだ。イカは只者じゃない。それはわかっていたのだ。

ところでもう、早めに寝よう。電車の中で立ったまま寝ててもしょうがないし。