今日の朝、曇り空が頭上に薄い膜みたいに広がって、水の粒が細かすぎて目には見えないが、気付くと腕や首元がしっとりと濡れていて、「Jah Rule」Rhythm & Sound Feat. Paul St. Hilaire が再生され、ボリュームを大きくしたら脳内がヒスノイズとリヴァーブに包まれて目が見えなくなりかけ、残響音だけみたいなギターの音の聴こえる方向が頼りという状態に。
「Jah Rule」あまりにも素晴らしい。もう、今はこれしかない。
Rhythm & Soundの「With The Artists」というCDは自分にとって本当に重要。この音楽こそ、自分にとっての夏の始まり〜終わり、という感じ。まったく晴れ間のない、じめじめと雨の降る、昼なのに薄暗いような、そういう時間そのもののが音になったみたいだ。音楽と季節を、そう簡単に混同するなんて今まで自分は考えた事も無かった。夏の定番はこの曲、とか、アホかと思っていたのに、「With The Artists」だけは、自分にとっては夏だ。
まあ、夏のあいだそればっかり聴き続けてる訳ではなくて、今日みたいにたまたま聴くだけなのだが。
まあ、でも暇な人はこれを一晩中聴いてればいいんじゃないかな。
それにしても9月って、6月と一緒だな。