DVD


昨日は、京橋にある商業施設のオープニングイベントで、ものんくるのライブを観た。いい演奏。楽しい。おわって、御徒町に移動。少し呑む。じつに慎ましい分量。これくらいなら神様も怒らないはず。その後、上野のツタヤでDVDを借りて観た。「DENKI GROOVE THE MOVIE? 〜石野卓球ピエール瀧〜」「王立宇宙軍 オネアミスの翼」「マイマイ新子と千年の魔法」「ほしのこえ


電気グルーヴはほとんど興味はない、というか、電子音楽というのは適当に聴けばみんな同じに聴こえるようなものかもしれないがちょっと真剣に聴けばかすかな違いが絶望的なまでに大きな相違にも感じられるようなものだが、その意味で電気グルーヴサウンドが(これまでの卓球ソロもMIXも)僕の好みにぴったり来たことは今まで一度もないのだが、それでも90年代はそれなりに聴いてはいた。なつい。


王立宇宙軍」は、こういうのを作りたいと思う情熱が、すごくよくわかる。「これの何が面白いの?」とか言われてしまっても別にかまわない。とにかくやりとげる。その気合も含めてよくわかるし、いや、すごいじゃんすごいじゃん、と思いながら最後まで観る。けして面白くはないが、つまらなくもない。そして最近の自分に、この感じはなせか妙にはまった。楽しかった。


マイマイ新子と千年の魔法」は、すばらしい…。しかし、…いや、最近何を観ても僕はそう感じてしまっているような気がするが、なぜこのモチーフが、急にいま?となる。それは僕にとってそうだというだけで、僕の個人的な感覚の問題に過ぎないのだが、なんか、急に、こんなお話が、目の前ではじまってしまったなあ、、と思いながら観てる感じだった。しかし、すばらしい作品であることは間違いない。


ほしのこえ」…はじめて観た。もう今日は、この作品を観たことの記念日である。恥ずかしながら今までまったく無知だったのだが、これって、ある意味、いわゆる、歴史的というか、記念碑的な作品ということになるのだろうか(ゼロ年代とか、セカイ系とか)。もはや、ただならぬ風格が漂ってるというか、なにしろこれだけ堂々と悪びれもせず照れもせずに、最後までばーっと進んで、云いたいことが済んだらスパッと終わってしまって、まさに虚を突かれた思い。


アニメをたくさん観た。なんか新しいバイト先の一日目のような気分だ。いいとか悪いとか、はっきりと言えない。まだ自分のなかに基準とか相場がない。