アレクサ

ある人(女性)がアレクサに話しかけているのを見ていて、唐突だが妙な色気を感じる。などと書くとじつにいやらしいおっさんという感じがする。しかしそのとき感じたことは、そう言いあらわすのが適当な気がする。そうか君はそういう人だったのか、みたいな発見、いやちょっと違う。そうか君にはそんな知り合いがいて、その相手とはそんな態度で接するのか、みたいな発見、いやそれもちょっと違う、そうか君ってそういうとき意外とその気になるのね、でもそれアレクサじゃん、みたいに揶揄してやりたい気持ち、それもかなり違う、揶揄ではなくて、俺にはそんな風に話してくれないじゃんという不満な気持ちに近いか。そしてわかっていたことだが、書けば書くほど深みにはまるというか、キモいおっさんの最低ラインに近づいていく。