未熟な

夜、寒くてしかも雨が本降り。まさか雪にはならないだろうが、あともう一歩でそうなってもおかしくない。

乗代雄介「本物の読書家」を以前途中まで読んであった箇所から再読しつつ、同時にウェブに著者によるブログ(http://norishiro7.hatenablog.com/)を発見して、その過去記事を読んでいる。とくに2014年12月からの「ワインディング・ノート」と題された一連の記事がとても面白くて過去分から順々に読んでいる。読み続けていると、そのひたむきさというか本気さ、真摯さの、強い熱にあてられたようになる。能力をもつ人だけが宿すことを許される心の逼迫感。覚悟を決めてる人の書く言葉。