ようやく髪を切る。三か月ぶりか。その後買い物のつもりで東京駅まで出るが、年末の人混みに気圧されて結局そのまま帰ってくる。まあこの時期どの食品売り場も高くてつまらないので、しばらくは適当にやり過ごすしかない。
レンタル配信で川島雄三「幕末太陽傳」を観る。十何年ぶりの再見だが、はじまってすぐに初見の妻が「これって落語だよね」と指摘。恥ずかしながら本作の下敷きに幾つかの古典落語が敷かれているということを僕は知らなかった。なるほどそうだと思って観ていると各エピソード皆そうなのか。この時期の石原裕次郎はなるほどたしかにカッコいい。