過ごす


日中は強く雨が降っていたらしいが、いつものことながら会社を出る頃はすでに夜の手前なので、その日の天気がどのように展開したから今の路面や空の様子がこうなのかがわからない。時計が進むのはわかるというだけだ。日中ずっと室内で仕事をしているのは、日中ずっと寝ているのと同じようなものだ。それでもまあ、日中ずっと天気の様子を見続けるのも、それなりにつらいことだというのもわかる。まあ、どちらにしても、楽ではないのだ。