感想文

小学四年生の姪の子が書いた読書感想文を読んだ。なんか、けっこう上手く書けてるので、かなり手伝ったでしょ?と妹に聞いたら、それなりには手伝ったとのこと。しかし大まかな構成や論旨自体は本人によるものだそうな。それで改正前の、姪による初稿オリジナル版も見せてもらったら、やはりこちらが想像するよりも、かなり上手いのだ。

学校で教わるらしいのだが、感想文を書くにあたって、はじめ、なか、おわりを決めて、大まかな流れを作ったのち、書き加える内容を詰め込んで成形していくようなやり方を、あらかじめ習うとのこと。たしかに、なんかきちんと論理的というか、設計図があって、論旨をもって書かれた文章という感じはある。子供らしくても稚拙でも、すでにそういう「思想」が、文中にそれなりに一本入ってる。こういうのを、十歳とかの年齢で教わってしまうのか…と思う。

そして、なんか自分が毎日やってることと、その作文とが、あんまり変わらない気がしてしまって微妙に気が滅入る…。