あらたに入会したジムは、系列店ならどの施設でも利用可能なので、帰宅途中もっとも立ち寄りやすいと思われる川崎駅付近の施設に行ってみた。

しかしあらためて思ったけど、川崎駅、巨大すぎてわけがわからない…。正直自分の駅構内という概念イメージにおいて、横浜も川崎も品川も、あまりにも度を越え過ぎている。横浜駅はすでに十年以上利用しているけど、たぶん全機能の1%しか使ってないみたいなものだと思う。すくなくとも10年で相当アップデート掛かってるから、なおさらそうだ。

とりあえずiPhone地図の経路案内のおかげで、なんとか駅構内から脱出できて、目的地まで辿り着けた。駅から出るというだけでも、もしスマホがなければ、相当難易度高いと思う。こんなことでは…災害時などどうするのかという感じだ。

辿り着けたジムは同系列店とはいえ、はじめて訪れたならスタッフに案内してもらわなければ更衣室にすら辿り着けない。そんな場所で、ロッカーの前で服を脱いで、持参の水着に着替えるという行為の唐突さ…。更衣室の先がどうなってるかわからないまま、次へと続く扉を開けて、奥の空間へと向かうときの、ほんとうにこれでいいのかという不思議な気分…。

いくつかの過程を経て、やがて目の前にプールエリアがあらわれる。屋内全体の照明の色と明るさ、そして集う人々の様子を見る。上映後おそらくすでに後半に差し掛かっていて、このあとどう展開するのか予想のつかなくなった映画を観ているときの気分に近いものを感じる。