列島八景



理屈で考えて焦っても意味は無い。とにかく目の前の有様を見つめる事だ。それが信じるに足るのかどうか、つまるところ、その判断だけだ。たしかに、最高のレベルで達成できてる訳じゃないような気はするが、まあ、ダメならダメでいいさ。とにかくやり続けることだ。今後も、長い時間を掛けて、少しずつ成長していけるのなら、誰にも文句はつけられない筈だ。


人物画を描いていて、まあ座っている人物像が多いのだが、要するに、安井曽太郎の「金蓉」みたいな感じのポーズだったりする。座ってる人物だから超・おおざっぱに考えれば、大体こうなる。


で、今日、描きながらアホな考えが浮かんできたのだが、なんか、こういう坐像というのは、日本列島に似てるなあと思った。つまり、人物坐像を描く事とかって、実は日本人のこころを描く事かもしれない!!!!…頭部が北海道で、みちのくを抜けて、腹部から衣服が下に垂れ下がるあたりが関東甲信越地方で、下半身は西日本ですよね。…まあ大体ですけど。…そうすると、やはり京都の位置とかは重要だなあとか、長崎の地形のイメージだとか、やはり本土と沖縄との関係について、改めて考えるべきだよな、とか…そんな。。