家に居ます。(マン・マシーン)


ここしばらく続いている、なんか制作する気ないんですけどー的な気分を無理矢理押して制作。制作しない方が良い。やめといたほうがいい。なにもしないのが一番。何かしたら、もうその時点でお前はバカ。っていうか、最初からバカだった事を自分で認めた!…みたいな思いが押し寄せてくるので、それに抗う事だけを目的とした、そういうあたかも闘病のような時間消費。さほど激しい闘病記ではなくて、相当ゆるーいお前やる気あんのか的な闘病記だが。


手を動かしてるんだから、何か少しでも成果上げたいとか、そういう気持ちをとりあえず捨てて、ただ紙と画材の浪費になるだけかもしれないけど、もうやってもやらなくても一緒だという事実を受け入れる余地を心の中に空けておき、その状態で、ああめんどくせえなあしょうがねーなあ、と云いつつやる。そうやって、とりあえず、何もできなくても数時間、制作の格好だけをする事、それ自体の大切さを噛み締めよ。それをするのかしないのか?という分かれ道で、論理的に正当な根拠とか今の気分が指し示してるものとか、そういうのを完全無視して「やる」を選ぶ。それが、今までの僕とこれからの僕を隔てる大きな違いなのではないか?そのように感じているのです!今や俺はシステム。俺は流れ作業のカルトなのさ。何も受け入れず、何も拒まないのさ。俺はシュレッダー。紙を八つ裂きにしてやるさ。お前さんの指も危ないぜ!!…とか、画面を前にして口を半開きにしてぼーっと3時間ほど妄想してたらもう夕方の5時を過ぎてた。西日が窓から美しく差し込んできて、部屋の内部全体を突然照らしオレンジ色に染めたので、それがキレイだったモンですから、本日のところはそこで一旦おビールにしました。