音質


MP3とCDとアナログの音質の違いを聴き比べる。同じ曲で、MP3に関してはiTunesオンボードサウンドバイスで聴いたとき、ASIOドライバ+VAI-40+tractorで聴いたときを聴き較べる。結論としてはやっぱりCDとアナログが格段に良い(あたりまえ)のだが、ASIOドライバ+VAI-40+tractorも当然オンボードよりも良いのだが、でもそれほどの違いがある訳でもない。というか、音質とかよりも結局そこそこの出力でドカーンと音を出したときの勢いみたいなものが一番大事かもしれない。なんというか、結局音質の好みなんていうのは、例えて言えばクルマのエンジン特性の好みに近いのではないだろうか。トラクションがすごくいいとか、ピーキーで扱いづらいけどそこがいいとか、ひどいボロだけど俺にしか扱えないとか、そういうこだわり的なことでしかないような気がする。僕は結局、大雑把でいきおい重視なので、繊細さとかではなくて、単純な大出力系が好きなのかもしれない。というか、音質を称して「○○系」とかいうのって間違ってると思う。音質より先に、内容があるのだ。


まあそれはともかく、今のところはCDというメディアは絶対に必要。ここ一年くらいの僕は時代に逆行してCDとアナログばかり買っていて、iTunesでは全く買わなくなってしまった。どう考えても、ダウンロードできるデータの音質というのは、あの料金を払うに値しないと感じてしまう。低解像度の画像を無理やり拡大して見るような事をしたくない。だからできればCDでほしいと思っている。とはいえ、デジタルデータというのは音質以外の利便性は素晴らしいのだが…。


ところで、もう寝ないとやばいが、ずるずるとRhythm & Soundの素晴らしいダブを聴いている。King In My Empire をうたっているのはCornel Campbell。透き通るようなうつくしい声。いつまでも聴いていたい。このままで、この曲を聴いている夜がどこまでも続けば良いと思う。でもそれは無理。っていうかさすがに普通に眠くなってきた。