人は一人では生きられない


人は一人では生きられない。人という字を漢字で書くと、ほら、二本の線が寄り添いあっている。こうして人は、お互い寄り添い合って、支えあって生きていくのだ。しかし、本来なら、二本の線が寄り添いあっているだけというのも、ずいぶん不安な話だ。二本では片方が倒れたら、もう片方も道連れだ。どうせなら、三本の線で構成すべきだ。二本の線がそれぞれ真ん中の真っ直ぐな線に寄り添うようなかたちが良いだろう。でもなぜ、人間の世界には、こういう漢字が存在しないのか。よくよく考えると、とても不思議なことである。こういう、三本の線で構成された「ノ|(」みたいな、そういう漢字は有史以来、一度も誕生してないのだろうか。と思ってよく見たら、ちょっと「小」の字に似てるが、でもこれは、ぼくの今、言ってる事と何か関係あるのだろうか?無関係であってほしい。この展開で、この後、象形文字とかいうキーワードでウィキペディアとかで調べ始めるパターンを想像しただけで死にたくなる。正直だるい。最近はお酒を飲むと翌日がかなりだるい。もう歳か。天気は曇り。