凄い


「凄い」ということばの、むかしの使われかたというか、むかしの、「凄い」ということばの、そういう意味を含んでいたときの感じがけっこう好き。今では単なる「すごい」でしかないけど、むかしの、何かある種の荒んだ、壮絶でいて空虚な、なにかもうどうしようもないような、実も蓋も無いような、おわりきった感じを含んだ「凄い」が、いまあまりそういう意味で使われないのは少しもったいない感じ。実際、仕事中とかに使いたくなること多々あり。言葉としてそれがぴったり来ると思える事が多い。「これの凄さを思い知った」とか言いたい。