広島に行こうか、牡蠣を食いに!!と、一瞬盛り上がったのだが、さて、どんな店があるのか探してみると…なんかどうも、どうにも、是非ここに行きたい!と心から思えるような店は、なかなかなくて、というか、なんとなく、あー、はいはい。大体こんな感じなのね、、と想像できてしまうような、何となくのイメージだけがしっかりと伝わってきて、いきなりモチベーションが下がり気味である。しかし、前に一瞬、山形に行こうか?!と云って盛り上がって、店を調べたときにも思ったのだが、どうも日本という国で、ごはんを食べようとしてお店を探したとしても、東京、とか、大阪とか京都とか、あと全国のいくつかの都市は、ものすごくたくさんお店があって、いくら探しても探しきれないほどで、そういうのは、これはいつまでも楽しい、永遠に幸せな光りがきらきらしているようなものだが、それ以外の、無数に点在している地方都市、というのは、じつに、ほとんど大して、選べるほどのお店というのは無いものなのだなと、痛感する。東京と、それ以外で、たぶん、100対1。いや、10000対1、くらいの差があるのではないだろうか。だから逆に、そういう土地にはじめて行って、いきなり、おいしいものを食べるというのは、ほんとうに至難の業なのだと、あらためて思う。というか、いったい何が、おいしいというのか。何を、おいしいと思わされているのか。そもそも、そんな事を云って、のこのこやってきたお前は、いったい、どこのだれべえなのか。そういう話である。