久々に水泳した。25分ほど泳ぐ。久々すぎて、施設の利用方法をかなり忘れている。ロッカーの鍵の掛け方とか、脱水機で水着を乾かすとか、以前は無意識にやっていたことが思い出せなくてかなり戸惑う。まあ、こういう施設は最近はほんとうに数ヶ月に一度しか来ないので、来るたびに毎度そんな感じである。そして、なんとか目標距離泳ぎきって、相当な疲労感。そのあとの感じも、今までなら、シャワーを浴びて着替えて外に出れば、全身が空中に浮かぶような感じになって、身体の中心にぽっかりと空虚がひろがるような感覚になったものだが、今日は駅に向かう途中でもかなり疲労感が抜けず、すべての筋肉細胞がいつまでたっても酸素欠乏気味で、ゆえに全身が極度に重く、腕や足を動かしているだけでもつらいほどだった。身体中に総量十キロか十五キロくらいのおもりを背負ってるような感じというと、いかにもありきたりなたとえだが、まさにそんな感じだった。こんな疲労感を感じたことは、今までなかった。しかしこれだけ身体に刺激があるというのは、やっぱり運動はすごい。一時間酒を呑んでいるよりもある意味刺激的である。