いつものことだが、今日の帰りの東海道線でも、横浜から座席に座って、メールを見たり本を出したりしているうちに、すとーんと落ちるように眠ってしまって、それでも川崎、品川、新橋、と停車駅のたびごとに起きるのだけれど、ふたたび眠って、その眠りが、ちょっと笑うくらいに深いのだ。起きた瞬間に、ああこれはもう、ずっと眠っていたいときの眠りだったのだとわかるような。なんかコンピュータが、ここでもう一個操作したら、原因はわからないけれどなぜか固まってしまうというのがわかっていて、それでもそれをしてしまって、それで固まってしまったときみたいな。