Fdf

CEROの新曲「Fdf」が素敵だ。わかりやすくてキャッチーで大ヒットしそうだ、とは、全然思わなくて、やや地味でお高くとまってる感も相変わらずあるが、しかし抜群にセンス良くて、親しみやすさや人懐っこさもあって、その匙加減がまた絶妙にいい感じだ。しかしどのへんの音楽を参照したのか、あからさまに何かを参照した、何々風…という感じではなくて結果的にこうなったのだと思うが、しかしどのへんの音楽が、制作時の"支える杖"になったのだろうか。往年のディスコ的でもあるし70~80年代的でもある気がするのだが、よくわからない。知ってる人なら「あれっぽさでしょ」と即答できるのかもしれないが。まあ、いずれにせよいい感じで、リピートしたくなる。何度も繰り返し聴きたくなるような一曲に出会えるのはいつになっても嬉しい。