ヘンリー・C・ ポッター「セカンドコーラス」(1940年)をDVDで観る。なんかいつも以上にフレッド・アステアのドヤ感に溢れた得意げな表情が妙に鼻につく感じなのだが、ダンス・シーンは拍子抜けするほど少ない。ペアで踊るところは一ヶ所だけ。でもこれが、控えめながら可愛くて素晴らしいダンス・シーンだ。アステアよりもアーティー・ショウの演奏を含むスイング・ジャズを聴いて楽しむのが主眼の作品という感じ。
連休とはいえ、いつもの週末となんら変わらないのだが、いつものように寝る前の時間を適当に本を読み散らかしながら過ごしているのは、週末だとの思いに浸れてありがたい。窓を開けておくととても気持ちいい風が入ってくるこの時期の夜だ。