年末とはいえ、大船方面へ走る京浜東北線の朝は、まだかなり混雑していて、浜松町を過ぎたあたりからようやく立つ人がいなくなって、座席も空きはじめる。横浜へ近づくにつれて、また人が増えはじめる。

金曜日まで平常どおり仕事なのだが、この一週間はやけに長く感じられる。長いというか、マラソンでゴール直前の、心身共にかなり追い詰められていて、延々何キロも走ってきたはずなのに、目前に残ってるわずか五〇メートルが、一足ごとに辛いというか、ややうんざりというか、そもそもなんでこんなに走ってるのかな…という、考えてはいけない考えに、頭が占有されそうになる。

たいして忙しいわけでもなく平常運転ではあるのだけど、だからかえって疲れるのかもしれない。そういえば今年度は、休みをまるで取ってない。休暇を取らねば、必ず…。