テレビとかを観たこととか


SMAP×SMAPというテレビにStevie Wonderが出ていた。何週間前なんか、The Stylisticsも出ていた。で、SMAPの皆さんと歌うのだが…こういうのは、なんというか、冷や汗が出るような思いになるのはおそらく僕だけではないのだろうが、まあどちら様も今更、別にそういうのはどうでもいいのだろう。というか、テレビでトークするStevie WonderやThe StylisticsがみれるんだからSMAP×SMAPありがとう!というべき話かもしれぬ。


で、数週間前のThe Stylisticsに関しては、とにかくあの、並んで同一のステップを踏むのが、カッコよすぎる。。もう年だし、あんまり張り切ってないのが余計カッコよすぎである。あと今日のStevie Wonderが、突如My Cherie Amourをキーボードで弾きだしたのには感極まってしまって参った。。好きな曲を一人ずつ挙げていって、それをStevie Wonderが、さらーっと弾くのだが、誰もRibbon in the Skyと言わなかったので助かった。あれをテレビでさらーっと弾かれたら、僕は多分、下唇を突き出して、口を半開きにして、そのまま声を上げて泣く事になるのは、ほぼ間違いない。まあStevie Wonderなんて今更普通に聴いてももう聴き飽きてるんだけど、ああやって改めて弾かれると泣けるというのは、あんまりカッコの宜しいことでは無いですが。。


Steely Dan のAjaという曲での中間部インスト部分って無茶苦茶カッコいいけど、僕はRibbon in the Skyの中間部分の方が、もっとSteely Dan 的じゃないか?なんて相当思い込み含みで思う。特にあのメロディを微かに撫でるように繊細に刻まれるドラムの感じとか…。すごいJazz的というか、っていうか、…僕は何をJazz的と思うか?っていうと、そういうドラムが目の前の旋律に対して、何をするべきなのかをすごい考えて、結果こんな風にしか出来ない!っていう感じで、ハットとかシンバルの波動がすごい注意深く被さってくるような時とかに、強く感じるのですけど。。コルトレーンの「My Favorite Things」ライブでのロイ・ヘインズが叩いてる奴も素晴らしい。後半の一番盛り上がってる時なんか、あのドラムはもはや、本当のエクスタシー状態に行き着いているんじゃない?ってくらいの、身も蓋も無い、形振り構わぬ歓喜の垂れ流し状態という感じで、で、未だ流れている旋律に、必死でパルスを降り掛けているだけだという…そこがまたグッと来るのだが。