増村保造の「青空娘」。ものすごく面白い。また後日色々書くが、取り急ぎ面白かったという事だけ。
高校時代の先生が若尾文子に電話するところで、沢山の公衆電話に人々が群がってるシーンがあったが、やけに懐かしかった。「青空娘」は1957年の映画だが、携帯電話が普及する前までの90年代前半までは、駅の公衆電話なんかには普通に人が、ああいうふうに行列を作って自分の番が来るのを待っていたのであった。やっぱり世代の違いで、電話ボックスの中に長時間いる経験をした記憶を持つ人と持たない人っていうのは、いるだろうなあと思う。