Drop Kick


久々にiPodに入れて聴いた1992年のSteve Coleman & Five Elementsが素晴らしくて、聴きながら感動で全身が震えるような思い。ボリュームをMAXまで上げてもまだ足りない。もっとしっかりとした音で聴きたいなあ。聴いてると恍惚としてしまって、ふらふら歩いていたら運が悪ければそのまま車に轢かれてしまいそう。


夕方からにわか雨。窓から下の首都高やさらにその下の昭和通りの様子を見下す。信号の青い色に照らされた銀色の雨の線が走る勢いで、雨脚の強さがわかった。こんなに大量の水が空から落ちてくるというのは、良く良く考えてみると実に不思議なものだとも思った。アスファルトの路面全体に激しく雨が撃ちつけていて、ぎらぎらとした光の反射が絶え間なく揺らぐ。路面全体がぐつぐつと煮え立っているようにも見える。徐行気味で走る車が、雨水を激しく左右に切り裂いて高々と白い水飛沫を上げて移動していく。目の前の景色の、暗闇と光とのコントラストが曖昧になって、やがて視界全体が水滴にまみれて、細かい光の粒子が乱反射して、やがて結露したガラス窓の向こう側のぼんやりとした陰影にかわる。


セブンイレブンで買い物して、レジで支払いしたら「くじを引いて下さい」と言うので、引いた。そしたら、アキバ48の女の子たちが描いてある写真のカードが出てきて、それを見た店員が「あ!おめでとうございます!」と言った。それで「少しお待ち下さい。景品を取って来ますので」と言って奥に入っていって、やがて戻ってきて「はい。こちらどうぞ」と言って缶コーヒーを一本くれた。