ランボー


1870年といったら、まだ16歳か17歳。どういうガキだよこいつは、という感じ。「十七歳、まだ分別に、やや欠ける。」生ビールやレモネード。「六月の夜、十七歳だ−おのずからなるほろ酔い気分だ/めぐる精気はシャンパン酒 頭にかっとくる……口をついて出るのはとりとめのないことばかり 接吻が小さな生き物のようにびくびく動くのを唇のあたりに感じるのだ……」思い出せ、ただひたすら思い出せ、年齢なんか関係ない。思い出すだけが人生だね。