年始の挨拶で妻の実家へ。毎年恒例のパターンでご馳走になりながら、なぜか話題がスターウォーズの話になり、そのまま「エピソード4」の鑑賞会になってしまった。たぶん大昔にテレビとかビデオで、しかしいつ頃観たのか、さっぱり記憶にないものの、まあ、大きな話の流れや細かいシーンをそれなりに憶えてはいたが、今日観たのは現在DVDで発売されている最新の版で、映画全体が、ほとんど過激と言いたいほどにリマスタリングされていて、その凄まじい技術と映像の仕上がりに驚愕した。普通に観てたら、あのスターウォーズを、当時の役者達がつい最近そのままの姿で出演して、完全に撮り直して作り直したようにしか見えない。見覚えのあるシーンなのに、まるでフルHDのデジタルビデオカメラで撮影されたかのようだ。汚れも劣化も一切無くなって、まるで最新の撮影機材で撮られたテレビドラマみたいな、むしろかえって安っぽい感じもするほどだが、これはやはりすごい。NHKの「映像の世紀」で昔のモノクロ映像をカラーリングする技術もすごいと思ったが、何十年も前の映画をここまでキレイに洗浄できるものなのか。しかしこれはたぶんもはや、オリジナルのフィルムのクオリティを超えてキレイになっているのではないか。ほとんど、元の内容に対する修復なのか追加なのか判然としない領域という感じ。