買わない


ラズベリーパイ、買ってみようか、単にリナックスの勉強とか、興味本位で、どうだろう…と一瞬思ったが、
家で本当にそれを作るか?と言ったら、絶対にやらなそうだと思ったので、やっぱり買わない。
そもそも、今年はどこかでワードプレス立ち上げて、このブログもそっちへ移行しようかな、などと考えていたのだが、
この時期にきても、そんなことはぜんぜんやろうとしてない。
きっと、もうそういうことを考えたとしても、したいと思って実際にするような人間ではなくなってしまったのだ。
というか、時間の経つのが早すぎるのも原因の一つとは思うが。

そういえばこの前、末広町あたりで少し時間があってそのへんをウロウロしてたんですけど。
湯島への途中の道に、けっこう大きなラジコンショップがあるのを知っていますか。
そのとき僕は、初めてその店に入ってみたのだった。なんとなく、どんな感じなのかな、と思って。
そしたら、当たり前だけれども、まったく意味がわからない細かいパーツが無数に棚にぶら下がっていて、
壁にはパッケージ製品の箱が山積みになっていて、たぶん洋物和物混交で、
埃っぽくて、静かで、ほとんど素材屋というか、画材屋の物置というか、素人には取り付く島が、完膚無きまでに無い。
これほど取っ掛かりのない、ホスピタリティもサービス精神も存在しない小売店て、いまどき珍しいような気がして、
かえってとても爽快なすがすがしい気持ちになった。
やっぱり、こういう店はこうじゃなくちゃね、と思った。
でもすぐに店を出た。


ラジコンとか、今でも妙に、惹かれるところがある。
とくにエンジンのやつ。充電池で動くモーターのやつは、興味ない。
飛行機でも自動車でもいいけど、ボディ内に内燃機関を格納したやつ。
なんとなく、作ってみたい、操縦してみたいな、との思いは、いつまでもある。
しかし実際に手を出すことは、絶対にないだろう。
冒頭で書いた程度のことさえ出来ない人が、そんなのやるわけない。
まして、今どきエンジン付きのラジコンなんか、不用意に外でやったら、下手すると警察呼ばれそうだ。


そういえば、その店にはドローンもかなり色々な種類が売っていた。
ちょっと面白そうかも、と思ったのは、ドローンの前方にカメラが付いてて、
操縦者はVR用グラスみたいな装置を頭部に装着して、そのドローンを操縦する。
そうすると、つまり、自分がまさに飛行しているみたいな視覚体験が、できるのだろうなあ、と思われるが、
どうなんだろうか。べつに、あまり面白くもないか。
というか、ドローンも別に、かなりどうでもいい。
でも、こういう事を書きたくなる程度には、どうでもいいとは思ってないのでしょう、ということで。