花弁

今朝は晴れた。薄手のコートで出掛ける。外階段はまだ濡れていたし、地面のところどころに水溜まりが光っている。夜から朝にかけて降った雨のせいで、散った桜の花弁が大量に落ちている。雪が降って積もりはじめたような地面の真っ白さ。これだけ大量に花を散らせる意味があるのか、風情とかではない、ただ自然の過剰さ。風に煽られて雨と花弁が混ざり合ってほとんど白濁して凝固した液体になって、勢いよく地面を流れ、渦を巻いてやがて側溝へ吸い込まれた、その形跡が盛り上がって、そのままで固まっている。