しかし過去記事を検索すると、ここはシャッフル再生について書くのが死ぬほど好きな人のブログという感じだが、音楽のライブラリをシャッフル再生して聴くことは多いけど、シャッフルの具合をなるべく良くしたくて、曲のつながりに面白い起伏や流れのようなものを感じたい、との思いを常々もってる。

最近は面倒くさくてもうあまりやらなくなったけど、かつては気分でプレイリストを細かく分けたり、あえて別ジャンルを一緒くたにまとめたり逆に統一させたり、色々頑張っていた時期もある。シャッフル再生という「偶然」に傾向とか色合いを与え、ある程度は意図に沿った感じを、ある程度は意表を突く驚きを、曲のつながりのなかに生成させられないかと願っていた。しかしそういう努力はほとんど報われない、いやそうじゃないと思うことのほうが多かった。

もちろんこの曲は大好きだけどでも今じゃない、とか、聴きたいあれが再生されたでもこんなはずじゃなかった、とか、まあ単なるわがままなのだけど、でも実際そんなものだ。そもそもプレイリストに選んでる時点で選択肢が少なすぎるのだ。膨大なライブラリ全体をシャッフルして、その再生結果に驚きたいのだ。そんなこと言っても、だったらお前の聴きたがってる「その感じ」をもっと具体的に説明してみろよ、それが理解できるものなら、あるいはフィルタリングだの傾向付けだのに向かえばいいじゃないかと、言われてしまうのかもしれないけど、いやいや、そう簡単に条件付けできて、説明できてしまうような「感じ」なら、そんなのあまり面白くないでしょう、もっとモヤモヤした感じの話をしてるんでしょうがと言い返したくなる。

とりあえず、せめて曲かアルバム単位で「出現率」の設定とか、出来ればなあとも思う。あと再生履歴に年月日時間まで保持してほしい(あるのか?昔はあったかも。昔の方が再生回数とか履歴とか扱いやすかった)。あとプレイリストのような括りではなくて、もっと弱いグルーピングみたいな印付けができるといい。…ええと、そういうことが出来るなら、それで何かあなたの面白いと思えるようなシャッフル再生が、可能になるんですか?と問われたら、さあ、それはわかりませんけどね…と答える。