暑いと休みの日であっても家に引きこもりがちになる。

日がな一日、公園のベンチに座ってる老人。でもこの炎天下では、彼らだってひとときも座ってはいられないだろう。そんなとき彼らはどうするのか。自分もいずれはそうなるとしたら、どこへ行こうか。

公園のベンチに座ってる孤独な老人にとって、毎日のトライアルとは何か。

それは出来事をいっさい受容しない状態なのか。それともあらゆる出来事を受容する状態なのか。

それこそが最大の脅威だとして、仕事などにかまけていると、そういうことを忘れていられる。しかし忘れているだけで、消え去るわけではない。