お茶は福寿園のなんとかを飲んでいる。先週まで、それとは別のいいかげんなどうでもいいような安いのを飲んでいて、これがあまりにもいまいちだったので、こないだようやくなくなってくれて、それでやっと、あたらしいなんとかいうお茶を買うことができた。お茶もおいしいのはじつに香りが高くて、朝飲むとそれだけで口内から鼻の奥から頭の後頭部の方にまでお茶の香りが満ちるかのようで心地よい。もともと埼玉の実家はお茶の産地で、近所に製茶所の直営販売店などもあり、家にあるお茶は基本的においしいものだったが、当時はお茶などありがたくもなんともなかったので、味わいだの香りだのもどうでも良かったのだが、最近はやっぱり香りが大事で、それが無いとつまらないように思ってしまう。まあ、なんというお茶の銘柄なのかはよくわからなくて、またそういうところにまでこだわり始めると色々うるさくなるので、今のところそれはどうでもいいと思っている。とりあえず百グラムで千円以上するやつなら、だいたいみんなおいしいと思うその程度。もしその値段でおいしくなかったら頭にくる。