「Progeny」Yes


何年か前に書いたYes「危機」にまつわる文章(http://d.hatena.ne.jp/Ryo-ta/20110925/p1)。また、このバカバカしいやつの続きを書きたいと、今日は強く思った。なぜならイエスのライブ盤「プロジェニー:1972 ライヴ」を、朝っぱらからデカイ音で聴いたからである。これはもう、空前絶後の演奏。お前ら本当に、いいかげんにしろ、と言いたくなる。誰か止めないのか。マジで、すごいねえ。たぶん最新の技術で、年代ものの録音を、すごくクリアな音に修正してあるのだと思う。大昔に聴いた「Yessongs」は大していいと思わなかったのに、これは最強である。ある意味、イエスのベストと言いたくなる。いや、それは言いすぎ。ドラムがブラッフォードじゃないだけで、やっぱりスタジオテイクを聴き直したくなる、とは言える。でもまあ、スティーブ・ハウは偉大だよ。本当に偉大。ここでの偉大という言葉の意味は、要するに「もう手の施しようがない」とか「黙って見守るしかない」とか「疲れて眠るまでほっとくしかない」とか、そんな類の意味に近い。二時間近く聴いて、いったい彼の、何万回におよぶピッキング音を耳にしたことになるのか。前にも書いたけど、このバンドはやっぱり全員気が狂ってるとしか思えない。