外に出たら、路上が濡れているのに、雨があがっていて、空に少し明るさが戻っていて、水に濡れた路面や木々などがぎらぎらと光っていて、空気は湿気を大量に含んでいて生暖かく、まるで大浴場にいるようだ。このまま裸で、はだしで、濡れたアスファルトを踏んで歩いていくと、前方に湯舟がある。露天風呂だ。何人かの人が、もうすでにはだかで、ごろごろと寝転がっている。オープンテラスだ。同じフロアにいる隣の部署の人もいる。まさか、あの人のはだかを、見れるとは。それにしても、意外にあの店も、はだかの客から、注文を受け付けるのか。前日に、予約してたからだろうか?だとしても、よく裸で来れるものだ。人は見かけによらぬものだな。でもいずれにせよ、まだ時間が早いぶん、あまり混んでないから助かる。やっぱり遅くとも七時には会社を出れると最高だな。